四神が東京ドームに降り立った日。
NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTの最終公演から早2週間。
語りたいことはそれはもうたくさんあるので、小出しにして投稿しようと思う。
シゲアキさんにはぜひ朗読CDを発売していただきたい『星の王子さま』。
どこの花魁道中ですか、と聞きたくなるような『愛のエレジー』。
いきなり小芝居のはじまる『愛言葉』。
前代未聞の全員お手洗いタイム(MのC)。
蛍光黄色セーラー服の『チュムチュム→KAGUYA』。
その一曲だけのための衣装なの?『i-za-na-i-zu-ki』
正直、そうなったら素晴らしいと思っていたよ!『マエストロ西本とイルミナートオーケストラ』
と、注目すべき点は多岐にわたる。
が、とにかく1番語りたいのは『オープニング衣装の神々しさ』である。
暗転前のステージで踊り始めるJr.たち。
おなじみ、QUARTETTOのテーマ映像。
期待が最高潮に達した所で四方に現れた四神!…もとい、NEWSの四人。
纏うは、中華風にも見える刺繍が艶やかな四色の衣装。
四方から花道を進む姿は神々しいとしか…。
センターステージに集まると、重そうな衣装をものともせず(重なりあった布+刺繍)『QUARTETTO』を歌い舞う四人…。
東京ドーム1日目。初めて目にした瞬間から
「四神!?いや、創竜伝(竜神)!?どっちにしても、すごく好みだし、誰かと語り合いたい!」
と内心絶叫していたのであった。
ちなみに、四神も竜神も、むかーしむかし中国から日本へ伝わってきた思想。
それぞれ、東西南北や色が定義されていて、今回の衣装と当てはめると以下のようになる。
《四神編》
赤 朱雀 南=テゴニャン
青 青龍 東=まっすー
白 白虎 西=シゲアキさん
黒 玄武 北=コヤさん
《竜神編》
※今回は、田中芳樹著『創竜伝シリーズ』のイメージ
(しかも、講談社文庫版のCLAMPさんのイラストバージョン。ホントに、シゲアキさんの終君っぷりったら!)
長男(始) 青竜(青) 東=まっすー
次男(続) 紅竜(赤) 南=テゴニャン
三男(終) 白竜(白) 西=シゲアキさん
四男(余) 黒竜(黒) 北=コヤさん
実際には、コヤシゲ、テゴマスで向かい合っての登場だったと記憶しているので、方角的にはあてはまらない。
さらに言えば、衣装担当の増田さん自ら『緞帳を纏って遊んでいるヤンチャな少年たちをイメージ』とどこかでおっしゃっているので、どうやら中華風でもないらしい。
よく見れば裾に《LIVE TOUR 2016》と刺繍があるし、裏地がサテンだったりと劇場の緞帳を模していることに納得できる。
だがしかし。
その時、そこに出現した(目が映像に釘付けになっていたため、いつ穴が開いて出てきたのか本当にわからなかった。二日目はその瞬間を見てやろうと待ち構えていたのに、まんまと目を反らされ)彼らは、本当に神々しかった。
『ヤンチャさ』を表すためにか、跳び跳ねるようなダンスは神楽の仕草にも似て。
古来、歌と舞は神へ捧げられてきた。
また、神自身が歌い舞うことにより、場が清められ、世に平穏がもたらされてきた。
NEWSが神として、あるいは、巫女として(巫女と遊女の親和性は高いので。コヤさんソロは巫女だったのかもしれない)邪気を払ったあの空間は、とにかく神々しい空間だった。
だから、オーラス翌日に大雨だったのは仕方がないんだ。
…竜神は雨を呼ぶ。
(蛇足ながら、四人になってから、オープニングに違う色の衣装を着るのは始めてでは?
真っ白正統王子さま→赤の着物風→team white
『四人一緒』だったこの4年に、ケリをつけた心境がきになるところ)